肢体不自由児施設は、手足や体の機能に障害があり、医学的治療を必要とする子どものための施設です。 「児童福祉施設」「病院(医療法上に規定がある)」の2つの面を持っています。対象年齢は、必要がある場合には満20才までとされています。
保育士は、それぞれの障害に配慮した上で、食事・排泄・入浴などの介助、指導を行うこと、子どもの健康管理、小学校入学前の子どもに対しての保育、書類整理などです。肢体不自由児施設には、保育士だけではなく、医師、看護師をはじめ、非常に様々な職種の人が働いています。そのため、保育士の仕事、それ以外の誰かの仕事、と切り分けることが難しくもあり、連携が大切となります。
「肢体不自由児通園施設」は、家庭から通わせる形で、独立自活に必要な知識を学ばせる施設です。医療法上の「診療所」に必要な職員が配置されます。
「肢体不自由児療護施設」は、病院に収容する必要のない肢体不自由児であって、家庭における養育が困難な子どもを対象とする施設です。肢体不自由児を持つ親は、想像以上に心身の負担が重くなります。そのため、子どもを十分に見られない、という精神状態に追い詰められてしまうといったケースもあるのです。こういう場合に、親を責めるだけでは、解決を見られない場合も多いのです。