
最近、様々な理由から子どもを虐待する保護者が問題となっています。
保育士は、子どもの保育をする時間のほうが、その保護者と接する時間よりも長いため、「虐待された可哀想な子ども」を長時間保育することになるため、「こんな可愛い子を虐待するなんて、なんてひどい親だ!!」という気持ちになってしまうこともあります。
もちろん虐待は許されることではありませんが、保護者の側にも、生活上の困難な理由があったり、真面目に育児をしようとしすぎる性格を持っていたり、子ども自身が病気・障害などの理由を持っていて、育児に困難な場面が多かったりと、すぐには解決のできない、難しい問題を抱えている場合も多いのです。
このような場合に、保育士が保護者を一方的に責めるだけでは事態は解決しません。それどころか、保護者が「うるさく言われるのは嫌だ」と、子どもを保育所に連れてこなくなり、事態がもっと悪化する可能性もあるのです。
このような場合、保育士は難しい立場ではありますが、保護者の立場にも立てる能力が必要となります。「可哀想な子ども」の事を思うなら、その子どもが背負っている「親や家族」をも思うということが必要なのです。
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