最近よく見かけるようになったのが、男性の保育士。
近年、男性保育士は確実に増加しています。男性が保育士になることが「できる」と法的に保障されたのは1977年のことです。
しかし、このときは「保母」という名称がそのまま使われており、男性であっても法的には「保母」であるなど、男性保育士の誕生を積極的に想定した法改正ではありませんでした。
男性に対して「保母さん」と呼びかけることが、保護者や児童の側にとっても戸惑いがあるということもあり、「保父(ほふ)さん」という俗称がつくられる事になりましたが、それでも履歴書や公式文書の職業欄などには「保母」と記入しなければならなかったのです。
1985年の男女雇用機会均等法の制定や、ジェンダーフリーの普及などの社会情勢、そして現実的に男性が保育の現場で活躍することが、増えているという現状を反映して、1999年4月1日、男女雇用機会均等法の大幅な改正と同時に、同日の児童福祉法施行令施行により、「保育士」という新たな資格名となりました。
男性保育士の悩み
男性保育士の増加による問題・悩みは、児童や保護者の印象がどうであるかというよりも、職場が長い間「女性向け」であったことから生じる問題が多いようです。
例えば、「男性用の更衣室やトイレがない」「保母同士の会話に加わりにくい」など、女性の多い職場で苦労する男性が多いのです。
それでも、1つの職場に複数の男性保育士がいるというケースも徐々に増えてきており、そういった悩みも少しずつ解消されてきています。
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