保育士として働くためには、保育士証を手にしなければなりません。ただし、保育士証が手元に届くまでには、保育士登録の申請をしてから、3,4ヶ月かかります。養成校卒業見込みや、試験合格後すぐの就職活動では、保育士証がない状態での就職活動をすることになりますが、登録申請をしていれば「保育士登録済通知書」というものが発行されますので用意しておきましょう。
保育士資格を得て、就職活動をする場合、まず公営保育所・公営児童福祉施設などは、就職希望者が多い上に、募集も「離職者が出たり、施設の新規開設があった場合にのみ、募集する」という状況の自治体が多く、非常に狭き門となっています。次に、私営保育所の場合ですが、養成校卒業の場合は「実習で通った施設」を就職先とするケースが非常に多くあります。これは、施設の側も「まったく未知の人よりは、短期間であれ触れ合う機会のあった人を」と考える傾向があるからです。
公営の施設の場合には、採用試験はすなわち、公務員試験であり「資格免許職」として募集が行われ「短大卒程度」の難易度の試験が課されます。
私営の施設の場合には、各施設とも独自の試験を行います。ただ一般的に「採用決定後の辞退」は施設に迷惑をかけるだけではなく、養成校卒業の場合にはその養成校にも迷惑をかけることとなります。掛け持ち受験が難しいと心得て施設の一つ一つの合否確認を行いながら就職活動をしましょう。