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発達心理学項目

ジェンセン

ジェンセンは、遺伝的資質(素質)がどのようなものであるかによって、環境要因から受ける影響の程度が異なると考えた。環境からの刺激が少なくても発現してくる特性もあれば、豊富な環境刺激がなければ発現してこないものもあるというもの。

 

エリクソンの発達段階

エリク・H・エリクソンが提唱した発達課題の各段階とその心理的側面。発達段階を8つに分けて人生のライフサイクルを表した。

  • 乳児期 信頼vs不信
  • 幼児前期 自律性vs恥・疑惑
  • 幼児後期 積極性vs罪悪感
  • 児童期 勤勉性vs劣等感  
  • 青年期 同一性vs同一性拡散
  • 初期成年期 親密感vs孤独感
  • 成年期 生殖性vs自己吸収 
  • 成熟期 自我統合感vs嫌悪・絶望

 

ピアジェの思考発達段階説

感覚運動期(0~2歳)
感覚と運動が表象を介さずに直接結び付いている時期。
前操作期(2~7歳)
ごっこ遊びのような記号的機能が生じる。他者の視点に立って理解することができない。自己中心性の特徴を持つ。
具体的操作期(7~12歳)
数や量の保存概念が成立し、また、可逆的操作も行える。
形式的操作期(12歳以降)
形式的、抽象的操作が可能になり仮説演繹的思考ができるようになる。

 

分離個体化理論

分離個体化理論 は、マーガレット・マーラーが、母子の実験室観察に基づいて提示した発達理論。分離-個体化の成功により対象恒常性が達成されるとした。

分離個体化の過程


正常な自閉期
0~1ヶ月。自己と他者の識別がなく、欲求が内部で全面的に満たされる。

正常な共生期
2~5ヶ月。内部と外部の識別が生じるが、母親とは全能的な一体感を持つ。

分離個体化期
分化期
5~9ヶ月。母親を対象として認識し、母親を特定化する

練習期
9~15ヶ月。基地としての母親、母親から離れ近くを動き回り探索する

再接近期
15~24ヶ月。母親を別の存在として認識し、両価傾向を持つ

再個体化期
25~36ヶ月。情緒的対象恒常性が萌芽し、母親表象が統合化され、母親の不在に耐え母親から離れて他の子どもと遊ぶ

 
ホスピタリズム

乳幼児期に、何らかの事情により長期に渡って親から離され施設に入所した場合にでてくる情緒的な障害や身体的な発育の遅れなどを総称して言うものである。「施設病」ということもある。

 
発達障害

一般的に、乳児期から幼児期にかけて様々な原因が影響し、発達の「遅れ」や質的な「歪み」、機能獲得の困難さが生じる心身の障害を指す概念。学術的には知的障害(精神発達遅滞)を含むが、一般的には、知的障害を伴わない軽度発達障害だけを指す場合も多い。発達障害児の示す発達の「遅滞」や「ゆがみ」は、決して不変のものではなく、適切な療育により発達を促し、改善していけるものであるとされる。発達障害児が有する特徴を遅滞や歪みとは捉えない考え方・立場もある。

 
自閉症

3歳位までに症状があらわれ、
  1. 社会的な相互交渉の質的な障害
  2. コミュニケーション機能の質的な障害
  3. 活動と興味の範囲の著しい限局性

の3つを主な特徴とする行動的症候群。

 

メタ認知

人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。それをおこなう能力をメタ認知能力という。

 

アイデンティティの確立

マーシアは、半構造的面接法によってアイデンティティの形成構成を4つに分類した。

①アイデンティティ達成地位 

危機を体験し、その葛藤の中で自分の可能性を模索した結果、  自分なりの解答を見出して、 一つの生き方に対して主体的な選択と傾倒を行い、 それに基づいて行動している状態

②モラトリアム地位

現在、危機を体験している最中であり、迷いながらも、自分が傾倒すべき対象を見つけ出そうと努力している段階

③早期完了地位

自分の生き方についてとまどうことなく、両親や権威の期待と目標をそのまま受け入れ、専心している状態

④アイデンティティ拡散地位

危機を体験したかどうかに関わりなく、傾倒すべき対象を全く持たず、自分の生き方がわからない状態

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