保育園の先生と幼稚園の先生は、よく同様に認識されていることがありますよね?
実は私も中学生になるまで知りませんでした(笑)。一般的によく間違えて認識されているのがこの2つの資格です。
保育士と幼稚園教諭は、資格としてはまったく別の資格です。
保育士は、厚生労働省による福祉の国家資格の一つで、一方の幼稚園教諭は「学校教育法81条第4項」などにより「教員」と規定されているもので管轄省庁は文部科学省 。また、幼稚園を管轄するのは文部科学省、保育園は厚生労働省となります。保育所と幼稚園の違いの多くは、この「規定」の違いに由来するものなのです。
保育所では「保育をする、預かる」ということが主目的なのに対して、幼稚園は「教育をする」ということが主目的である施設といえます。このため、保育園は0才児からが入所の対象になるのですが、幼稚園は3才からという制限があります。保育士は「保育」をするための資格であり、幼稚園教諭は「教育」をするための資格であるとも言えます。
保育所は児童福祉施設であり、保育所(特に認可保育所)へ入所する・できるのは、「保護者が仕事や病気などのために、保育に欠ける状態にある子ども」に限定されます。そのため、保育所へは希望する児童が全員、入所できるとは限りません。
市町村が「入所出来るかどうか」「保護者が保育に欠ける(児童の保育ができない状態かどうか)」を判定しますし、また、入所契約は「保護者と市町村」が結ぶことになります。
一方、幼稚園は、試験に合格するなどの条件が必要となる場合もありますが、基本的には入園に関する制限を幼稚園以外から受けるということはありません。また、入園に関する契約は「保護者と幼稚園」が結ぶことになります。